営業職
牧野 登(26歳・勤続3年)
お客様との綿密なやりとりはもちろん、現場責任者とも協同してタンククリーニング業務を見守り、ときには変更に伴う対応策を考える営業職。受注が決まると見積りや図面を作成し、工程や人員配置やスケジュールの設計を経て、現場責任者との打ち合わせと確認を繰り返します。着工時は現場に足を運んで、安全に進んでいるかチェックしたり報告書作成の写真を撮影したり、受注から完工まで全体を通して工事に関わるからこその達成感を味わえるのが特徴です。責任者が集中できるよう、なるべく現場に顔を出してお客様とコミュニケーションするなど、営業職と技術職がOneチームとして機能する動きを心がけています。
タンク内のオイルの状態は開けてみないとわからない場合が多いので、営業職には不確定要素を見越して計画を立てるなど先を読む能力が不可欠です。そこで必要となるのが半年から1年間の現場経験。実際に技術職と同じ体験をして現場に近い判断力を身につけ、より柔軟で総合的な提案ができる力を養います。以前現場でお世話になった先輩の責任者からは「わかりやすくて納得感のある打ち合わせだった」と評価され、経験の成果と自分の成長を見せることができました。お客様とも社内の技術者とも、何十年も続くお付き合いを意識したうえで、それぞれの立場や気持ちを汲みながらいい関係を築いていきたいです。
営業職か技術職かに関係なく、私たちが携わる業務に向いているのは、自分よりチームを優先できる人。誰かのためにがんばってもらう分、社員にはさまざまな支援を提供しています。例えば資格取得や講習会参加などの支援を通じて危険物取扱者のほか、玉掛けや小型移動式クレーン、酸素欠乏危険作業主任者や高所作業車についてなど、多くの社員が必要な学びに取り組んでいます。また家庭での休息を大切にしてほしいと考え、ほぼ定時で帰れる体制を整備し、結婚や出産に伴って家族手当を支給。売上や利益優先ではなく、社員が定年退職まで安心して働ける、居心地のいい環境づくりに努めています。